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大河ドラマー
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▲テレビ(ときどき映画たまにお芝居)斜め読み
テレビ(ときどき映画たまにお芝居)斜め読み By 高橋晶

 
大河ドラマ「風林火山」が面白くなってきた。
信玄なんて大して興味がないんだけど、時代的にかなり身近だし、とにかく脚本がよくできてる。
歴史の大枠の流れがあって、けっきょくそれは、人間の場当たり的な思いつきとか、そのとき発揮される土壇場の力とか、その能力の格差とか、人と人の信頼関係とか駆け引きだとか、そういうある意味普遍的なことの積み重ねがその流れを束ねているんだということを納得させる。
「うーん、そうだったんか。やっぱりなー」みたいな感じ。
物語性といえばそういうことなんだけど、騙されてもいいくらいの説得力。

アーカイブスのフィルムセンターで遊んでいるとき、なんで大河が好きなんだろうという話になって、まあ、子供の頃はほとんど家の習慣で見ていたようなものなんだけど、やっぱり全国の人たちが掛け値なく見ているわけだから、少なくとも手を抜いてないというのがわかるんだよね。
総力結集、てほどではないだろうけど、脚本とか意匠とか衣裳とかにも「見ていただくんだ」という意識が働いている。
一時期迷走したこともあったけど、ここへきていい意味の開き直りが出て、とりあげるテーマも共感できるものを極力選んでいる。
新撰組とか義経とか一豊の妻とか(すみません、武蔵は…)。

あとキャストですね。
歴史モノなので人の出入りが激しくて、主役陣はともかく一回こっきりの出演というケースも多い。
その中で、ほんの1シーンでも釘付けにさせるような力量の役者を、よくまあ見つけてくるんだ。
「あれ、これ誰?」と思うんだけど、なにしろ1シーンだから追いかけることもできず、ずっと後になって、どこかの劇団の芝居で知ったりする。
要するに、ギャラが少ないから、でかい事務所の名の売れたタレントばかり使ってられないわけで、たぶん役柄に合った人間を見つけようと、スタッフも必死なんだと思う。
演じるほうも故郷に錦を飾るってことで、力の入れようはハンパじゃない。全国放送だもの。
「母ちゃん、ちゃんとやってるぞー」って感じ。
確かにちゃんとやってる。
お笑いだって、ちゃんとやってる。モチベーション高い。

民放ドラマにはそれがない。
この壊滅的な事態をみると、もうね。涙が出ますよ。
デジタルなんかにする前に、局数減らして淘汰してほしい。
どっち見てる?けっきょくスポンサー見てるんだよね。
同じような顔揃えて、同じようなテーマで、たった1コのセリフなりエピソードなりをこねくりこねくり、気がついたら11回。
本人たちはこんなものを面白いと思って作ってるんでしょうか。
これじゃ、TKの打ち込み音楽と同じ。
最近はバラエティすらNHKがヘンなことになっていて、身動きとれない。
そういえば日曜はアーカイブスで、笠智衆の「今朝の秋」。
秀逸。加賀美さんの語りも秀逸。大河のナレーションにつづいて癒される。

とはいえ、多少は気になっている連ドラもある。
CX「わたしたちの教科書」の菅野美穂の動向。
日テレ「セクシーボイスアンドロボ」の大後寿々花。
これについては後日。
「時効警察」はやけくそで終わってしまった(涙)。って、偏ってるのはこっちか。

それから、NHKにお願い。
HPの人物相関図を定期的に書き換えてくれませんか。
タイトルバックじゃ年寄りは追いきれません。
新撰組なんか、後半ほとんど死んでたぞ。
これだけは民放に軍配。「華麗なる一族」も、それだけは素晴らしかった。
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