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「食育」について (2)
「食育」について (2)
▲これまでの井戸端会議通信
第4回井戸端会議通信

 
あらいふねっとでは、毎日の暮らしに欠かせない「食」を2回シリーズで考えてみました。前回は、食を通して、『感謝』する気持ち、心身共に健康で人間らしく生きていくためにとても大切であることを再確認することができました。今回は、「楽しく、美味しく食べるには」をテーマに井戸端会議を開催しました。


開催日時 10月6日(木) 14:00〜15:30
天気 初秋の風の気持ちのいい日
場所 東京都杉並区(オアシスハウス事務所)
参加者 Tさん(50代女性)、Cさん(40代女性)、Nさん(40代女性)
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Q:日頃、食材選びについて、気を付けていることは何ですか?

Tさん: 素材を選ぶ時、どこで作られたかとても気になるわ。だから、肉・野菜など表示を見て、なるべく国産品を買うようにしているわ。魚は、養殖物は買わないわ。
野菜は、買いだめしないでこまめに新鮮なものを買い足しいています。近所に無人の野菜売り場があるので、たまに利用している。

Cさん: 私も国産のものを買うようにしています。外国産は、あまり美味しくないから…
最近、野菜の農薬を落とす洗剤を紹介してもらって、それで野菜を洗ってから使うようにしています。

Nさん: それって、使ってみてどう?

Cさん: やはり、味は美味しいと思う。3分ぐらい付けてから洗い流すんだけど、ブロッコリーなんてとても美味しくなるし、シャキっとするんです。
結構、日本の厚生省って農薬とかについてすごくアバウトだから… 問題よね。


Q:自然食についてどう思いますか?

Tさん: 以前、私は自然食にこだわったことがあって自然食だけを食べていた時期があったわ。実際に、やってみると自然食の難しさをすごく感じたし、現実的ではないと痛感したわ。
まず、一番生活する中で壊れていったのは、人間関係。どうしてもそこにこだわると友達とコミュニケーションの場である食事をどうしても避けなければならなくなってしまう。また、家族にもそれを強制することで、社会との関わりに支障が出てきたから… それでやめてしまったわ。

Nさん: 今、とてもオーガニックなどという言葉がファッションみたいにブームじゃない?

Tさん: 自分一人ではとてもそんなことできないわ。まして家族や友達のことを考えると無理ね。

Cさん: 健康のためすることなのに、別の面からいい悪いで考えてみるといろいろ無理なことが出てきて難しいものね。

Nさん: バリエーションの多い、美味しいものがたくさんある日本だからなかなか難しいのかしら。


Q:食する上で「食」以外でのこだわりはありますが?例えば、器や時間など。

Tさん: 「食」ってリズムだと思うのね。最近、子どもも大きくなって、私も仕事を持っているから忙しいときは、手を抜きながら、徹底的に美味しいものを作るときはこだわって、とリズムをもって楽しく料理をするように心がけているわ。だって、相手に合わせると食事の支度そのものが苦痛になってくるから…。器もお気に入りのものがあるからやはりこだわるわね。

Cさん: 私は、いままで子育てに負われ、そんなに器については意識してなかったけれど最近、子どもも大きくなって無意識のうち心地よい食器を出してきて使っているような気がする。これからはこだわりの「食」、こだわりの「器」でゆったりと時間を楽しみたいわ。そういう年代になってきているのだとも思う。

Nさん: 「食」って味はもちろんだけど、目で楽しむことも大事ですよね。

Tさん: だんだん子どもから手が離れて、生活形態が変わって来るからね。こだわりといえば、みそ、醤油など調味料にはこだわっている。素材を活かすため、美味しく食するためには味付けの材料にはこだわりたい。味付けって言えば、煮物なんかの味を沁みるさせたいとき砂糖で食材を乾煎りしてから煮ると短時間で味がよく沁みるわよ。

Cさん: 煮物って結構時間かかるよね。

Tさん: 料理が美味しいと家族も円満だし、旦那も家に早く戻ってくるなんて言うじゃない。器や調理方法の工夫よね。
生活形態といえば最近思うんだけど、「食」を通して子どもがいかに母親に対して依存しているかと言うことを感じるわ。

Cさん: 母乳に始まり小さいときから当たり前のように母親の作ったものを食べて育って来ているじゃない。そう言われれば、依存しないと生きていけないわよね。

Tさん: 息子も大きくなって自分で食事の支度をするようになって、親からの自立が少しずつ芽生えてきているような気がするし、そうあって欲しいと願っているわ。

Nさん: なるほどね。確かに自分でご飯が食べれるようになったら一人前なんて言うもんね。「食」と「自立」か深いわね。普段当たり前に「食べる」ということが、いかに大事で、大変かっていうことがわかるわよね。息子さんもその有難さ痛感しているんじゃない。

Cさん: うちの場合は、逆ね。年寄りがいると私達に依存、かかわりを持とうとしてきて困るわ。年寄りだから家族のことを思って(気持ちは有難いんだけど…)余計な食材や出来合いを買って来てくれて無駄にすることも多くて…とても残念だわ。上手くやっていこうと思えば思うほどつらいことが多いわ。

Nさん: 「食」を楽しむためには、生活形態も充分、心に止めながら考えていかないといけないんだね。「楽しく食べること」の大切さと難しさを痛感するわ。
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あらいふねっと事務局より:
貴重なご意見ありがとうございました。
『食』を通して、健康で楽しく人間らしく生きていくためには、ただ食材の選定で安全なもの・美味しいものだけにこだわるのではく、生活形態・家族の自立・ゆとりなど様々な精神面も大きな関わりを持つことを認識し、『食』の深さを改めて痛感しました。
『食』を楽しむためには、皆さんのご意見で出ていた一つでも欠けると成立しない、つまらない苦痛なものになってしまうように思いました。
ご協力ありがとうございました。
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