全国商工会青年部連合会
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全国副会長紹介
写真全青連正副会長紹介 中野健一編

皆様こんにちは!第15代鹿児島県県青連会長、そして全青連副会長を拝命しております。中野健一でございます。えなりかずきのモノマネが旨いと信じて日々生活しております。

鹿児島は現在、NHK大河ドラマ『篤姫』が放映され、部分開業している『九州新幹線』、世界遺産『屋久島』、日本の宇宙開発の拠点がある『種子島』、坂本竜馬が日本初のハネムーンをしたと言われている『霧島』、小泉元首相も涙した『知覧特攻資料館』などなどなど・・南北600キロの広大な県土に8つの空港があり、多彩で豊かな自然が広がる鹿児島県に一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

お国自慢はこれくらいにして・・・
わたしは商工会青年部の中でテーマをひとつ持っています。それは『地域力』です。

皆さんの地域でも行政合併や商工会の合併が進んでいると思います。合併して上手く運営できていれば一番良いのですが、新しい環境に戸惑っている方も少なくありません。青年部については、“地域”の為に今まで頑張ってきたけれど、合併によって何とも表現できない“違和感”や“疎外感”から退部を選択される方がいらっしゃいます。また、中小零細企業にとって現在、非常に厳しい経済環境であることも部員減の一因だと思っています。他にもいろいろ原因もあるでしょう。

一方、大きな市や町を中核にして合併した自治体は、行政機能が中央に集中してしまうようです。人の流れや生活スタイルの変化は、商工業で生活している私たちの経営にも大きな影響を与えています。今後も人材の流出や行政サービスの低下は避けられそうにありません。

このままで良いのか・・・地域に根を張り、商売をさせていただいている私たちが、この地域を守り育てていくのは、責任世代として『やらなければならない事』ではないでしょうか?なによりお客様にサービスを提供して対価をいただく商工業にとって地域の衰退は事業の衰退と同義です。

私のテーマである『地域力』は、地域の方々と手を携え、今握っているバトンをしっかりと子の代に渡すための力なのです。

『地域力』を高めるためにはいろんな努力が必要です。なによりも皆さんの家業の発展が必要不可欠です。消防団活動やPTA、他の青年団体との交流など相互の理解も必要です。そして『自分たちを正しく知る努力』も必要になってきます。そのために行ったのが『青年部実態調査』です。ご協力頂き感謝申し上げます。

今年度も部員増強運動が行われます。皆さんの地域がますます発展するように、新しい仲間を探していただきたい。そして商工会青年部が、それぞれの地域の中核となってくれることを願っています。

中野健一
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