全国商工会青年部連合会
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政策委員会コラム 〜中小企業支援施策の活用〜
全国の青年部のみなさん!残暑お見舞い申し上げます。全青連政策委員会、今月のコラム担当中野でございます。

まずはお礼から!8月26日(木)に全国一斉に行われた「クリーンアップ全国大会」では、多くの青年部の皆さんにご協力をいただきました。夕方とはいえ暑い中、本当にありがとうございました。商工会法施行50周年。地域の皆様に支えられた50年に感謝し、これからも地域とともに歩んでいく50年の決意を形にした全国一斉事業。同じ瞬間、同じ仲間が、“国”を掃除しているということを実感していただけていたら、これほどの喜びはありません。本当にありがとうございました。

それでは、政策コラム、スタートです。
猛暑、デフレ、異常気象、円高、家畜伝染病・・・・多くの困難に囲まれているこのご時世、そんな障害となる外的要因の中、力強く一歩を踏み出し、「少しでも売り上げを上げたい」「少しでも経費を削減したい」そのように考える経営者は多く、中小・小規模企業向けの助成金や補助金の需要が増えているそうです。

2009年5月に成立した補正予算では、雇用関係の助成金が拡充されました。そのほか省庁や県庁、各自治体や財団でも経済の活性化や技術開発支援などのために、さまざまな助成金・補助金を用意しています。今までは補助金や助成金になじみがなかった企業もあるかもしれませんが、我々小規模事業者でも補助金・助成金を活用するチャンスは結構あるのです。

ただ、その反面、「制度が多すぎて、どれが自分の会社で使えるのかわからない」、「条件が厳しそうで、とても獲得できそうにない」といった声あります。また、助成金・補助金の中には募集期間が一カ月程度のものしかなくて、使えるかもしれないのに見逃してしまうことも多いのです。

商工会からも多くの情報が発信されていますが、なかには省庁や各自治体のウェブサイトのみで告知されている情報もあります。自ら制度を活用するための行動を起こさなければ得られないものもあるのです。また、経営革新等の実績があり「この企業はやる気があるな」と、自治体などから「お墨付き」をいただくことで、直接有益な情報を受けることができた事例も報告されています。

自分は何がしたいのか、雇用?作業効率アップ?新商品開発?求めれば、あなたにピッタリの補助金・助成金があるかもしれません。一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

全青連 政策委員会 委員長 中野健一

中小企業ビジネス支援サイト J-Net21
http://j-net21.smrj.go.jp/
全青連メールマガジン2010.8月号
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