全国商工会青年部連合会
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情報特派員より:富山県青連 田中幸一

全国の青年部の皆様、はじめまして。富山県青連副会長、情報特派員の田中幸一です。昨年は「第12回商工会青年部全国大会富山大会」に沢山のご来県、ありがとうございました。みなさん、富山の夜はいかがでしたでしょうか?楽しんでいただけましたか?出華の担当をしていた私としてはそこが一番気がかりなところです。
ただ、県外の方々にこの富山県のアピールをするには「夜」ではなく、やはり雄大で美しい自然、とくに立山ではないかと思いますので、この場をお借りして先日登ってきました立山(室堂~雄山山頂)をレポートさせていただきます。
立山(たてやま)は、雄山(おやま、3,003m)、大汝山(おおなんじやま、3,015m)、富士ノ折立(ふじのおりたて、2,999m)の3つの峰の総称です。一般に「立山登山」というと雄山山頂に登ることを指します。
その玄関口となるのがこの立山駅です。
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この先はマイカー乗り入れ禁止ですので車はここまで、後はケーブルカー高原バスを乗り継いで室堂ターミナルに移動することになります。
今回富山市の気温は31℃、室堂到着時には12℃とまさに別天地、天候が悪く寒いくらいでしたが晴れていれば20℃前後と、本当に快適なところです。
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ここからが登山になるのですが、雄山山頂の約2/3地点の一ノ越山荘までは急な所もありますがしっかりとした登山道が整備されておりますので小学生でも天候さえ良ければ十分登りきることができます。
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一ノ越から山頂は本格的な登山っぽくなります。道なき火山岩のガレキの山を這いつくばりながら進むのですが、今回は残念ながら悪天候のため一ノ越までで断念。写真も雲の中でまったく山頂の様子が分からないので、去年の10月に撮った写真を付けます。
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悪天候でも最後まで登り、山頂からの様子をレポートしたかったのですが一緒に連れ添った妻がなんと軽い高山病に!2000m程度の高さでも体調により高山病にはかかるそうです。
どんなに登山道が整備されているとはいえそこはやはり3000m級の山、自然を軽く見てはいけないと肝に命じられた出来事でした。
天候にもよりますけど富山県内どこからでも3時間程度でこの雄山山頂まで登ることができます。これほど気軽に3000m級の自然を味わえる県はそう沢山ないと思います。みなさん、富山にお越しの際は「夜の桜木町」もいいですけれど、ぜひ一度この立山の大自然を肌で味わっていただきたいです。

富山県商工会青年部連合会副会長 田中幸一 
掲載全青連メールマガジン2010.9月号
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