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岡空小児科医院からのおしらせ・最新の情報・ニュースなど |
食物アレルギーに対して、食物負荷テストを実施しています。 他院にかかられている方も承ります。 まずは、お気軽にご相談下さい。
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食物アレルギーに対して、食物負荷テストを実施しています。 かかりつけ医が他院の場合でも構いません。 出来れば、紹介状を持参して頂けると助かりますが、不可能であれば、アレルギー検査などの血液検査のデータをすべてご持参いただけると大変助かります。 可能な限り、当院が暇な時(笑い)に一度お出かけください。 時間をかけてゆっくりお話しさせて頂きます。 まずはお電話(0859ー47−1234)で、ご相談ください。
『食物アレルギー』 食物アレルギーとは卵・牛乳などの原因食物を摂取した後に、免疫学的機序を介して、生体にとって不利益な症状(皮膚の赤み・じんましん・せき・ぜーぜー・嘔吐・アナフィラキシーショックなど)が起こる現象を言います。 血液検査(特異的IgE)の結果が陽性でも、実際には食べることができる場合もありますので、血液検査だけで診断すべきではありません。 すなわち、食物経口負荷試験が食物アレルギーの唯一の正確な診断方法です。 正しい除去食・食品表示の見方・アナフィラキシーの対処法などについて知っておく必要があります。
『食物アレルギー診療のポイント』 食物アレルギーは、食という我々の生活に密着した事柄に関係する病気でありながら、国民の間ではもちろんのこと小児科やアレルギー科の医師の間でも最も混乱している病気にもなっています。 混乱の最大の原因は、「不正確な診断」です。 特に、血液検査( 特異的IgE など)を重視し過ぎた診断は、過剰な除去食を生みだしやすいと言えます。 さらには、交差反応性に対する誤った理解も、摂取可能な食品を減らす元となります。 すなわち、「牛乳アレルギーであれば必ず牛肉も除去すべきである」、「鶏卵アレルギーであれば必ず魚卵も除去すべきである」、などは誤った認識です。 また、お母さん方は除去された食品をどのようにして解除していくのかについて日々悩んでいます。 除去を指示した医師が、具体的な解除の方法を指導していないため母親が困っているのです。 お母さん方は、こどもの栄養面、除去解除について、園や学校生活など多くのことに対してストレスを感じており、このような点からも食物アレルギーが社会的な問題を抱えた疾患であることがわかります。
『食物経口負荷試験』 原因食物に対するアレルギーの診断は、血液検査(特異的IgEなど)や皮膚テストだけでは不確実です。 実際に食べられるのかどうかは食物負荷試験で判断します。 しかし、食物負荷試験は重い症状が出現することもあり、危険をともなう、手間がかかる、やり方がわからない、などの理由からほとんどの病院・医院で行われていません。 当院では、予約制で食物負荷試験を施行いたします。 お気軽にお電話(0859-47-1234)下さい。 ここ数年の間に、食物アレルギー児の管理方針が大きく変化してきました。すなわち、「食物の除去を必要最低限にする。」ということです。 これはアレルギー症状を起こす食物を無理に食べさせろという意味ではありません。 症状が出ない食物を見つけ出し、できる限り多品目を食べさせてあげるということです。 この過程でどうしても食物負荷試験が必要になってきます。
『食物アレルギー診断書、意見書作成』 園や学校の給食などに必要な指示書・診断書などを作成記載します。 除去食品、誤食時対処法などについて指示します。 指示書の書き方は下記を原則とします。 例1)あいまいな指示は避ける 「牛乳少量摂取可能」、「十分に加熱した卵は可能」などの曖昧な指示は、調理場の混乱を招きます。 少量とはどれだけの量なのか? 十分な加熱とは何℃何分で加熱したものを指すのか? ということです。 アレルギー食品に対する指示の基本は完全除去です。 例2)検査結果の記載はいたしません。 「小麦の摂取可/小麦特異的IgE クラス3(4.82)」 と記載されていた場合、園や学校は当惑しないでしょうか? なぜ、検査の数値が陽性なのに食べさせてよいのかと・・・。 最終的に重要なのは、ある食品が実際に食べられるのかどうかということです。 検査結果は情報としてあまり意味がありません。 したがって、原則として診断書には検査結果を記入いたしません。
参考:かわだ小児科アレルギー科クリニックHP http://www.kawada-ca-clinic.com/ この場を借りて深謝いたします。 |
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