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B型肝炎ユニバーサル・ワクチネーションの薦め
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ワクチン接種でB型肝炎を撲滅しよう! (B型肝炎ユニバーサル・ワクチネーションの薦め)
HBs抗原陽性のお母さんから生まれた赤ちゃんを母子感染から予防するために、1986年から母子感染予防事業によるB型肝炎ワクチンの接種が始まりました。 当時、鳥取大学病院に勤務していた私は「この子達が成人になる頃にはB型肝炎は日本からなくなるものだ!」と信じていました。 確かに小児のHBVキャリアーは減少しましたが、母子感染予防不成功例、父子感染を中心とした家族内感染や感染経路不明例(集団生活などでの感染が想定されています)もあり、WHOは世界の子どもたちに対して、生まれたらすぐに国の定期接種としてワクチン接種すること(ユニバーサル・ワクチネーション)を推奨し、多くの国では実際に接種を行なっています。 水平感染であっても、乳幼児期に感染を受けると慢性化率は高く、肝硬変や肝臓がんなどの慢性肝疾患を発症する恐怖を抱えながら一生を過ごすこととなります。 赤ちゃんの時期に接種するのが理想ですが、集団生活などで感染する可能性は十分ありますので、遅くとも保育園や幼稚園に入園する前までに接種されることをお勧めします。 当院では平成21年9月からB型肝炎ワクチンを啓蒙し、希望者には接種開始しています。 開始当初は境港市内の子どもたちだけでしたが、昨年の秋以降希望者が増加し、近隣の市町村からの希望者も増えてきました。 接種希望の方はお電話(0859-47-1234)でお問い合わせください。
接種対象者:すべての方ですが、特に集団生活に入る前の乳幼児と思春期の男女! 接種方法:3回接種、初回から1ヵ月後に2回目、6ヵ月後に3回目 接種料金:1回5000円
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